最終更新日2022.11.10(公開日:2022.11.10)
監修者:営業責任者 渥美
やってはいけない「社労士の選び方3選」は、
では、以下で詳細をみていきましょう。
社労士の業務範囲は雇用保険、社会保険等入退社手続きや労災・育児・休業等の給付手続きに始まり、就業規則、雇用契約書(労働条件通知書)、有休管理等々幅が広く、内容も多岐にわたっています。
雇用形態の複雑化、コロナ禍等の社会状況等により、人事・労務をとりまく業務は日々拡大し、専門化してきています。
また、社労士事務所も事務所により業務スタンスが違い、得意とする分野があるので、社労士を選ぶ際には、どの分野が得意で、何が不得手なのかを見極める必要があります。
事務所のパターンとしては、大きく3パターンに分けることができます。
参考リンク:初めて社労士に依頼する時に気を付けるべき4つのポイント
顧問社労士を選ぶ際には、価格のみで決定するのはやめましょう。
料金が安いからと飛びつくと、想定していたサービス内容とは異なる場合もあるので、
など、必ずサービス内容を確認の上、料金の比較を行いましょう。
特に相談については、解雇対応、労働基準監督署への是正対応、時間外労働に関すること等は複雑な問題でもあるので、顧問サービス料金とは別料金で対応している事務所も少なくありません。
契約してから相談にのってもらえないということにならないように、事前によく確認することをおすすめします。
社労士を決める際には、必ず面談で次の内容を確かめたいものです。
これから社労士さんと長く付き合っていく上で、コミュニケーションはとても大切です。
会話をしてスムーズに意思疎通ができるかどうか確かめましょう。
なかには、社労士の中でも難しい法律用語を多用し、説明する先生もいます。
話をしてみて、お客様の立場に立って、真剣に考え、
など、実際に話した感触で、いざというトラブル時に頼りになる社労士を見極めて選びましょう。
社労士さんでも手続き代行業務を主として行い、日常の細々とした質問、相談は対応しないというスタンスの事務所もあります。
そういう場合には、手続きの顧問の先生とコンサルの顧問の先生両方に頼んでいるという話をきくこともあります。
できれば、顧問社労士はこのどちらも同時に対応してくれる先生がいいですよね。
人事・労務問題は手続きも勿論大切ですが、実は多くが日々の労務管理の中で小さなトラブルの種が発生することがほとんどです。
相談をしなくて大丈夫な会社というのは、ないといってしまっていいでしょう。
いざというときのトラブル対応や事前の予防を行う上では、お客様との確固たる信頼関係が必要となります。
中にはこんな社労士もいるので、こんな社労士は避けましょう。
社労士といっても、性別、年齢、性格、育ってきた環境等々で千差万別です。長く付き合うのであれば、考え方や馬が合うということも選定の一つであると思います。
自分の話している意図をしっかり正確に把握し、聞き取ってもらえるかどうか。
時には、企業側の考えを理解しないまま、依頼者の意図とはまったく異なる成果物になってしまうこともあったりするんです。
お客様にとって耳障りのいい話ばかりする社労士もいます。
一見それは心地いいことでもありますが、本当に親身になってくれる社労士はお客様の耳に痛いことも指摘し、厳しいこともしっかりと助言してくれ、その上で会社の実情にあった対応を提言してくれる、そんな社労士を選ぶのも選定のポイントとなります。
社労士は、国家資格ですが、合格したことをもって社労士を名乗ることはできません。
全国社会保険労務士会連合会(以下「連合会」)の社労士名簿に登録されていなければ社労士ではありませんし、当然ながら独占業務を行うこともできません。
登録には、社労士試験に合格していることに加え、2年以上の労働社会保険諸法令に関する実務経験が必要(実務経験が2年に満たない場合は、連合会が実施する事務指定講習の修了がこれと同等以上の経験を有するもの)とされています。
ただ、登録していても事務指定講習を受けただけの全く実務未経験者もいますので、その事務所の実績を事前に調べるようにしましょう。
社労士にはIT・デジタル対応が強い社労士と従来の紙やハンコ等のアナログ主体の社労士がいます。
IT・デジタル対応が強い社労士の特徴は積極的に主に次の3つのITツールを使いこなし、正確・迅速な行政対応を行っています。
では、この3つを使用するメリットはというと
お客様との連絡手段でメールの使用は主流となっていますが、メールではできない、次のようなことからチャットの活用が効率的であるとされています。
仕事で平日時間が取れない場合に、日曜、祭日、深夜等でも連絡できる点や、日常でもタイムリーに連絡がとれる安心感、資料の提示も画面上すぐに確認できること等がビジネスチャットツールが選ばれる理由です。
チャットツールと併用している場合がほとんどですが、深い話や、難しい話の場合は、電話やチャットではお互いに把握しきれないので、
顔をあわせてWeb会議ツールで対応します。
移動時間がないため、ある意味訪問よりも気軽に相談したいなと思った時に30分~1時間の空き時間があれば、気軽に対面で相談できるわけです。
ITツールをこないこなす社労士をなぜおすすめするかというと、このタイプの社労士は、スピードや時間、業務効率、コストに敏感です。
アナログ主体の社労士に比べ、常に最新の情報収集を行い、社会環境、情勢の変化に敏感に反応し、新しい変化を怖れずに対応している人が多く見受けられます。
社会環境も法律も現代は変化の激しい時代です。だからこそ、変化に強いタイプ、質の高い情報提供をしてくれる社労士を選ぶべきだと提言します。
社労士に依頼するメリットは、下記参照リンクをご覧ください。
参考リンク:社労士に依頼するメリットは本当にある?
2022年度版、やってはいけない社労士の選び方3選は以下の通りです。
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