最終更新日2025.8.10(公開日:2025.8.10)
監修者:営業責任者 渥美 瞬
監修協力:社会保険労務士 河守 勝彦
高年齢雇用継続給付金の申請をしたものの、「一体いつ振り込まれるのだろう?」と不安に感じている方も多いのではないでしょうか。特に60歳を過ぎて働き続ける方にとって、この給付金は重要な収入源となるため、振込日をしっかり把握しておくことが非常に重要です。振込日の予測がつかないと、生活の中で計画が立てにくくなります。
本記事では、社会保険労務士の立場から、高年齢雇用継続給付金の振込日について詳しく解説します。申請から受給までの流れ、振込日が遅れる可能性のある原因とその対処法、さらに初回申請と継続申請での違いなどについて、順を追ってわかりやすくお伝えします。この記事を読み終えるころには、振込日の目安がわかり、安心して給付金を受け取る準備が整うことでしょう。
高年齢雇用継続給付金の振込日は、厚生労働省の公式なガイドラインに基づいて、支給決定日から概ね1週間以内に指定した口座に振り込まれます。
具体的な振込日は、支給決定通知書に記載された日からおおよそ1週間後が目安となります。
ハローワークでの審査が終了し、支給決定が行われた後、通知書が発行されます。この通知書に振込日が記載されています。
支給決定日から約1週間以内に、指定された金融機関の口座に振り込みが行われます。
振込日が遅れることもありますが、その場合の主な原因は書類不備や繁忙期による審査の遅れです。特に年度末や新年度の開始時期などは、ハローワークの審査が混み合い、通常よりも時間がかかることがあります。この点も考慮して、早めに申請を行うことをお勧めします。
なお、振込日については、都道府県労働局やハローワーク、厚生労働省では個別の受給者の振込状況を把握していないため、問い合わせても正確な日付を教えてもらうことはできません。そのため、支給決定通知書に記載された日から1週間程度を目安に振込日を確認しましょう。
高年齢雇用継続給付金の申請から振込までには、以下のような流れがあります。
申請は、事業主または本人が管轄のハローワークに行います。必要な書類には、「高年齢雇用継続給付受給資格確認票」、「(初回)高年齢雇用継続給付金支給申請書」などが含まれます。これらの書類には、賃金台帳や出勤簿なども添付する必要があります。
提出された書類について、ハローワークの職員が審査を行います。この段階で書類に不備があると、修正の依頼が来ることがあるため、慎重に提出することが大切です。
審査が終了し、支給要件を満たしていることが確認されると、支給決定が下されます。支給決定後、申請者には「高年齢雇用継続給付金支給決定通知書」が届きます。この通知書には支給決定日と振込日が記載されており、その日から1週間程度で振り込まれるのが一般的です。
支給決定から数営業日内に、申請時に指定した金融機関の口座に振込が行われます。振込名義は通常、「コヨウホケン」または「ハローワーク」と表示されます。
このプロセス全体にかかる時間は、通常2週間から1ヶ月程度ですが、書類に不備があったり、繁忙期に申請を行ったりすると、遅延することがあります。そのため、申請書類をしっかり準備し、早めに申請することが重要です。
高年齢雇用継続給付金の振込日が遅れることはよくあります。振込が遅れる原因とその対処法について詳しく見ていきましょう。
■書類不備や記入漏れ 申請書類に不備があると、ハローワークから修正の依頼が入るため、振込が遅れることがあります。例えば、賃金額の計算ミスや印鑑の押し忘れ、必要な添付書類の不足などが原因となることがあります。
■審査の混雑 年度末や新年度開始時期など、ハローワークが忙しい時期には審査に時間がかかることがあります。これにより、振込が遅れることがあります。
■金融機関の口座情報に誤り 口座番号や名義に誤りがあると、振込処理ができず、修正手続きが必要になります。この場合、振込が予定通りに行われません。
振込の遅延を防ぐために、以下の対策を講じることが大切です:
もし振込が遅れている場合は、申請したハローワークに問い合わせることで、進捗状況を確認することができます。
高年齢雇用継続給付金の振込日は、初回申請と継続申請で異なる場合があります。
60歳到達後、初めて高年齢雇用継続給付金を申請する場合、受給資格の確認も行われるため、審査に時間がかかります。このため、初回申請では書類審査が慎重に行われるため、振込までには通常より時間がかかることがあります。具体的には、60歳到達時の賃金と現在の賃金の比較や、雇用保険の被保険者期間の確認などが行われます。
継続申請では、すでに受給資格が確認されているため、審査がスムーズに進みます。したがって、初回申請に比べて振込が早く行われる場合が多いです。ただし、振込までの期間に明確な差があるとは、厚生労働省の公式資料には記載されていません。
高年齢雇用継続給付金の振込日に関して、受給者からよく寄せられる質問をいくつかご紹介します。
振込日は土日祝日でも実行されますか?
いいえ、振込は金融機関の営業日だけ実行されます。振込予定日が土日祝日に当たる場合、振込はその翌営業日に行われます。
振込時間は何時頃ですか?
振込時間は金融機関によって異なりますが、通常、午前9時から午後3時の間に振込処理が完了します。
振込の確認方法は?
振込日は、支給決定通知書に記載されています。通知書を確認することで、振込の目安がわかります。
高年齢雇用継続給付金を確実に受給するためには、以下の点に注意しましょう。
申請は対象期間の初日から4ヶ月以内に行う必要があります。期限を過ぎると、給付金を受け取れなくなるため、期日を守ることが重要です。
申請書類は正確に記入し、必要な添付書類を漏れなく提出することが大切です。
高年齢雇用継続給付金は継続的に申請が必要です。申請日をカレンダーに記録し、リマインダーを設定して忘れないようにしましょう。
以上が、高年齢雇用継続給付金の振込日に関する詳細な解説です。申請から受給までの流れや振込の遅れに関する対処法をしっかり理解し、確実に受給できるようにしましょう。
弊所サービスに関するご質問やお見積もりのご依頼は
下記フォームよりお気軽にお問い合わせください。