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厚生年金保険の標準報酬月額上限の変更...!?

 花上グループ 人事・労務問題相談室

厚生年金保険の標準報酬月額上限の変更...!?

【 質 問 】

 厚生年金保険の標準報酬月額上限が変更となると聞きました。該当者の保険料はいつから控除すnenkintetyos.jpgれば良いのでしょうか? また、どのくらい保険料が上がりますか? 今後も毎年改定があるのでしょうか? 教えて下さい。

【 回 答 】

● 令和2年9月1日で改定
 厚生年金保険法の標準報酬月額の等級区分の改定等に関する政令が8月14日に発布され、9月1日に施行となりました。今回の改定については、以下の通りです。

【改定前】
月額等級 標準報酬月額 報酬月額 一般・坑内員・船員(厚生年金基金加入者を除く)
                  全 額      被保険者負担分
                  18.300%     9.150%
 第31級 620,000円 605,000円以上  113,460円     56,730円

【改定後】
月額等級 標準報酬月額 報酬月額 一般・坑内員・船員(厚生年金基金加入者を除く)
                  全 額      被保険者負担分
                  18.300%     9.150%
 第31級 620,000円 605,000円以上  113,460円     56,730円

 第32級 650,000円 635,000円以上  118,950円     59,475円

 
 9月1日から改定のため、社会保険料を当月控除している事業所は9月支払い給与から該当者の厚生年金保険料の変更が必要です。翌月控除している事業所は10月支払い給与から変更控除となります。今回の改定についての該当者の標準報酬月額変更についての届け出は必要ありません。日本年金機構より該当者がいる場合は「標準報酬改定通知書」が届きます。なお、賞与の年間上限(150万円)に変更はありません。

 上限が毎年上がっていくことはありませんが、全被保険者の平均の2倍が65万円の上限を上回る状況が続けば、さらに上限改定となる可能性はあります(ちなみに健康保険の標準報酬月額上限は 139万円となっています。)


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