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特定の目的に特化したユニークな休暇制度の数々

ニッポンの休み方

特定の目的に特化したユニークな休暇制度の数々

 年次有給休暇は、労働者が休暇中に何をするかを事業者から問われない制度です。その取得率向上は働き方改革の目標のひとつになっていますが、これとは別に休む目的や狙いに合わせた休暇を付与しているケースがあります。ここでは現実にある様々な企業のユニーク休暇制度を分類して概観してみます。

●健康や美容増進のための休暇
 病気やケガの治療を目的とした休暇のほか、不妊治療のための休暇、妊娠中の女性のための「つわり休暇」など。美容関係では肌の不調をケアするための「肌休暇]、美容院やネイルの施術のための「ビューティー休暇」などがあります。

●家族のために取る休暇
 代表的なものとして妻の出産に立ち会うための「配偶者出産休暇」があります。このほか「親孝行休暇」、孫の面倒を見るための「イクまご休暇」、家族の何らかのイベントに参加するための「メモリアル休暇」など。良好な家族関係は仕事の充実の源泉にもなるという発想が根底にあります。

●社会貢献のための休暇
 自分以外の第三者の課題解決のために使える「課題解決休暇」、裁判員の指名を受けた人向けの「裁判員休暇」、骨髄ドナーの登録や骨髄採取に必要な期間に充てる「ドナー休暇」など、社会貢献活動のための休暇制度です。

●個人的イベントのための休暇
 「誕生日休暇」のほか、交際相手にプロポーズする日をあらかじめ指定して申請する「プロポーズ休暇」、失恋したら取れる「失恋休暇」といったものまであります。誕生日休暇

 これらのユニークな休暇制度は、各企業の業態に応じて求められる人材像が色濃く反映されている場合が多いようです。休暇制度に企業理念がにじみ出ているというわけです。

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