労務ニュース

2018年は初の40万人突破 他ニュース

☆ 2018年は初の40万人突破
    -人口の自然減
 厚生労働省が、2018年の人口動態統計の概数を発表。自然減(死亡数から出生数を引いた数)は44万4085人と初の40万人台となりました。死亡数約136万人は戦後最多。出生数約92万人は統計を取り始めた1899年以降最小でした。人口減の加速は進み、国連人口部の今年6月の発表によると、日本の人口は2058年に1億人を下回ると予想されています。国連による前回調査(2017年)時の「2065年に1億人を下回る」との予測がさらに早まったことになります。

☆ 2018年度は東日本大震災時を上回る
    -飲食店の倒産・休廃業が加速
 帝国データバンクの調査によると、2018年度の飲食店の倒産、休廃業、解散の件数は1180件で、前年度比7.1%もの増加。 2000年度以降では最多で、東日本大震災のあった2011年度(1134件)やリーマン・ショックのあった2008年度(1113件)を超える件数に達しました。ただ倒産は657件と前年度比6.3%減で2000年度以降では4番目に多い数字なのに対し、大きく増えたのは休廃業や解散で、前年比30.4%増の523件と、2000年度以降で最多となっています。

☆ 日本の批准の可能性は?
    -ILOがハラスメント対策で条約採択
 今年が創立100周年のILO(国際労働機関)の総会が6月にスイスで開かれ、職場におけるハラスメント全般を禁ずる条約が採択されました。 しかし日本の批准の可能性は現時点では低いと予想されています。ハラスメント行為そのものを法的に禁ずる条約に対して、日本の法制度では行為そのものを禁ずる内容になっていないというのが、条約と国内法との最大の齟齬になっています。ただ一方で、今回の採択を契機に批准に向けた国内法整備の動きが進むことも予想されます。

☆ 新規求職申込数、就職件数ともに増加
    -ハローワークを通じた障害者の就職
 厚生労働省が2018年度のハローワークを通じた障害者の就職件数等について発表しました。それによると、新規求職申込件数は21万1271件で対前年度比4.5%増。就職件数は10万2318件で対前年度比4.6%増で、いずれも過去10年で最高となり、特に就職件数は10万件の大台を超えました。就職率は48.4%で、これは昨年から横ばいになっています。知的障害者、精神障害者の就職件数の増加が著しく、産業別では「医療・福祉」「製造業」「卸売業・小売業」の順となっています。

☆ 事業主体の多様化と事業継続リスクヘの対応能力強化が加わる
    -小規模企業振興基本計画(第II期)閣議決定
 小規模企業振興基本計画は、小規模企業振興基本法に基づき、2014年10月に策定された小規模事業者振興施策の総合的かつ計画的な推進を図るため定めるもの。このほど新たな変更点を加えた「第Ⅱ期」が閣議決定されました。ポイントは働き方改革に伴うフリーランスや副業者など事業主体の多様化への対応と、大規模災害の頻発を背景にした事業継続リスクヘの対応能力の強化。これまでの「10の施策」に2つの施策が加わり「4つの目標と12の施策」となりました。

☆ 男性は増加するも政府目標には倍以上の開き
    -育児休業取得者割合、女性が微減
 厚生労働省が「平成30年度雇用均等基本調査(速報版)」の結果を発表しました。育児休業取得者の割合は女性82.2%(対前年度比1.0ポイント低下)、男性6.16%(同1.02ポイント上昇)。女性は、ピークだった平成20年度の90.6%に比べればここ数年落ち着いています。保育施設や親に預けるなど休業以外の選択肢の広がりを反映しているようです。一方男性は増えたといっても未だ1割に満たず、令和2年までに13%という政府目標にはまだ倍以上の開きがあります。


今 月 の 恒 例 行 事 ・ 出 来 事 カ レ ン ダ ー
           2019.8 August
8/11 山の日
今年は日曜日なので翌12日が振替休日。 13日から一般的なお盆休みで、10日(土)~18日(日)の9連休を取る人が多いのではと言われています。

8/24~8/26(現地時間) G7首脳会合
フランス・ビアリッツにて。フランスでの開催は7回目。

8/28~8/30 アフリカ開発会議
横浜で開催。日本政府が主導し、国連、国連開発計画、アフリカ連合委員会、世界銀行と共同で開催する国際会議で今回が7回目。


【今夏は温度差に注意】
 このほど気象庁が発表した今夏の季節予報によれば、7月と8月の気温は沖縄・奄美地方を除いてほぼ平年並になりそうです。太平洋高気圧の張り出しが弱くなると予想されており、前線や湿った空気の影響を受けやすく、梅雨明け後も降水量が多く平年に比べて晴れの日が少なくなりそうです。したがって、40℃前後の日が何日も続いた昨年のような猛暑にはならないと予想されます。一方、だからこそ気を付けたいのが気温の変動。涼しい日がある一方で暑い期間もあり、気温の変動が激しくなります。温度差に対応できるような体調管理が求められるでしょう。なお、関東から北海道の太平洋側を中心に低温をもたらすオホーツク海高気圧は、現時点では予測不能ですが、発生する可能性があります。

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