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令和で進む? 男性の育児参加 -ニッポンの休み方

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令和で進む? 男性の育児参加乳母車

 令和の時代が始まりました。改元を記念したサービスなどの登場で消費の拡大も期待されるなか、記念すべき元年に結婚式を挙げようというカップルの需要も見込まれるのだとか。ところで、今年これから誕生する子どもは、令和元年生まれ。その親世代、とくに父親は新時代の子育てにどう参加していくのでしょうか。
 最近の男性の育児休業取得の状況を見てみましょう。厚生労働省の「平成29年度雇用均等基本調査」によれば、平成29年度の育児休業取得率は、女性の83.2%に対して男性は5.14%。平成8年に0.12%たったことを考えれば上昇しているとはいえ、数字だけ見れば、政府が目指す来年の男性の育児休業取得率13%には開きがあり、育児休業制度を利用する男性が少ないのが現状です。また、世界的に見ても日本は男性の育児参加時間の水準が低く、内閣府によれば、平成28年における6歳未満の子どもをもつ夫が育児に費やす時間は、1日あたり49分(アメリカは1時間20分)。その分、妻が育児に費やす時間は1日あたり3時間45分と諸外国(アメリカは2時間18分)よりも多くなっています。
 育児休業取得が進まない要因として、「平成29年度仕事と育児の両立に関する実態把握のための調査」(三菱UFJリサーチ&コンサルティング)によれば、育児休業を利用しなかった男性の意見として「会社で育児休業制度が整備されていなかった」(27.5%)、「職場が育児休業を取得しづらい雰囲気だった」(25.4%)、「業務が繁忙で職場の人手が不足していた」(27.8%)などが多くなっています。
 しかし、その一方で、男性の家事・育児参加へのイメージについて、男性の半数前後が「男性も家事や育児を行うことは、当然である」「子どもにいい影響を与える」と回答した世論調査(平成26年、内閣府)の結果も。仕事との両立が難しかったり、家計のことを考えれば、休みたいけれど休めないのが実情なのかもしれません。とはいえ働き方改革も本格的にスタート。令和は、「イクメン」が増えていく時代になるのでしょうか。

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