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オフタイム1時間の価値は約7200円 -ニッポンの休み方

ニッポンの休み方

オフタイム1時間の価値は約7200円

 日本人は有給休暇や長期休暇の取得率が世界的に見て低いという話を前号で書きました。その少ない休みの日でも、日本人は時間管理の意識を強くもちながら過ごしているようです。
 時計メーカーのセイコーが行ったアンケート調査「セイコー時間白書2018」の結果によれば、時間を確認する頻度として、1時間に1回以上の人はオンタイム(仕事や家事などの時間)で62.3%、オフタイム(プライベートな時間)でも43.3%と、つねに時間に追われている(?)ような結果でした。自らの休日を振り返ってみて、心当たりがある人も多いのではないでしょうか。
 また同調査からは、オンタイムよりもオフタイムに価値をおく傾向が顕著に見られます。回答者に自身の1時間の価値を値付けしてもらったところ、オンタイムは平均3882円、オフタイムは平均7226円と実に2倍近くの差がありました。 1週間のなかで一番大切にしている時間帯については、「金曜22時」が1位。次いで「土曜22時」「月曜7時」となっています。
 休みの日については、「時間を気にせずのんびり過ごしたい」(71.8%)という声がある一方で、「休みの日に何も予定がないと、時間を無駄にしたと思ってしまう」という回答が31.8%、「休みの日にゆっくり過ごしていると、時間を無駄にしたと思ってしまう」という回答が30.8%と、3人に1人がゆっくり休むのは時間の無駄だと考えていることもわかります。これは、「何をするか決めない休み方」に8割以上の人が共感しながらも、実践率が5割ほどという結果にも表れているのかもしれません。

 今後、働き方改革が進めば、休日や勤務外の時間が増えることが想定されます。増えたプライベートな時間をいかに過ごすかは人それぞれ。「時は金なり」と諺にもあるように、時間は貴重なものですが、休日にのんびり過ごすことで仕事に向けてリフレッシュできるのであれば、それもまた有効な時間の使い方といえるでしょう。

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