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有給休暇とGW10連休 -ニッポンの休み方

ニッポンの休み方 -Nippon no Yasumikata


◆ 有給休暇とGW10連休 ◆日本の休み方 有給休暇とGW10連休
 4月から、企業には、従業員の年次有給休暇の時季指定が義務づけられましたが、日本人は以前から外国人に比べて休まないといわれてきました。
 実際に旅行情報サイトのエクスペディア・ジャパンが最近行ったアンケートによれば、日本の有給休暇の取得率は世界的に低く、50%と世界19ヵ国中3年連続で最下位だそうです(1位のブラジル、フランスなどは実に100%!)。また、長期の休暇を取得する割合も、諸外国(ブラジル58%、オーストラリア42%、イタリア40%、アメリカ35%など)に比べて、日本は20%と低くなっています。そして、その背景を物語るかのように、有給休暇の取得に罪悪感のある人の割合では、日本は58%と、諸外国(アメリカ39%、ブラジル23%、イタリア21%など)よりも高くなっています。
 このように、日本人が休暇取得に罪悪感を感じる傾向が、有給休暇や長期休暇の取得率の低さにつながっている要因のひとつのようです。そのことは、同サイト調べで有給休暇の時季指定を74%の人が「うれしい」と答えたり、有給休暇5日を「一度に取りたい](約3割)よりも「複数回に分けて取りたい」(約7割)という声が多いことからも、うかがえるようです。
 そんななか、今年のゴールデンウィークは、新天皇の即位にともない、これまでに例のない最大10連休となります。暦どおりでいえば、罪悪感を感じることなく堂々と(!?)休むことが可能です。しかし、アンケート(同サイト)では、10連休に対して54%の人が「うれしい」、46%が「うれしくない」と回答が二分しています。また、「暦どおりに休めるか」という問いに対して、「はい」と答えた人が35%、「いいえ」が32%、「わからない」が33%と、これもほぼ同様の割合で3つに分かれています。
 10連休が「うれしい]と答えた人の多かった職業のトップが「公務員・団体職員](82%)、一方、「うれしくない」が「医師・弁護士・会計士など専門家」(75%)という結果を見ても、業種や仕事内容、雇用形態、企業の考え方などによって受け取り方や、実際の対応が異なるのは、当然なのかもしれません。

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