労務ニュース

安定雇用や老後資金の確保が理想の就業条件 ほかニュース

★ 安定雇用や老後資金の確保が理想の就業条件   -社会保障を支える世代に関する意識調査

 厚生労働省は9月、「平成28年社会保障を支える世代に関する意識調査」の結果を公表。理想の働き方や労働条件を見ると、男性では「定年まで雇用が確保されている」(46.4%)が最多で、次いで「退職金や企業年金が充実している」(41.2%)など。女性では「退職金や企業年金が充実している」(39.2%)、「定時どおりに帰宅しやすい環境である」(38.1%)などでした。老後の働き方については、男女各年齢層で「働く日数を減らしたり、時間を短くして働きたい」が最多に。


★ 約6割の企業で5年後は多様化が推進?   - 多様な働き方などに関する調査結果

 独立行政法人労働政策研究・研修機構が行った「多様な働き方の進展と人材マネジメントの在り方に関する調査」(9月公表)によると、雇用人員の過不足状況は、正社員が「大いに不足」「やや不足」と答えた企業が計59.7%。また社内人員の多様化については、5年前に比べて性別や年齢、国籍、雇用形態などの多様化が「大幅に推進」「やや推進」と答えた企業が計48.5%で、5年先の今後では計63.0%が同様に回答しています。(同調査による副業・兼業については後日掲載を予定)


★ 6月~8月で昨年の2倍近い搬送人員数   - 今夏の熱中症による救急搬送状況

 埼玉県熊谷市で国内最高気温41.1℃を記録するなど、全国各地で厳しい猛暑に襲われた今夏、熱中症で救急搬送される人が相次ぎました。消防庁によると全国の月別救急搬送人員数は、6月が5269人(昨年3481人)、7月が5万4220人(同2万6702人)、8月が3万410人(同1万7302人)と、いずれも昨年を大きく上回りました。道路工事などの屋外で作業を行う事業者や、冷房のない工場や作業所などでは、来シーズンも今年の経験を踏まえて、+分な対策を心がけたいものです。


★ 健康情報の取り扱いに講ずべき措置   - 厚生労働省が指針を公表

 厚生労働省は9月、「労働者の心身の状態に関する情報の適正な取扱いのために事業者が講ずべき措置に関する指針」を公表しました。これは、労働者の心身の状態の情報の取り扱いについての原則を明らかにし、事業者が策定すべき取扱規程の内容や、策定の方法、運用などについてまとめたものです。取扱規程に定めるべき項目としては、心身の状態の情報を扱う目的や取扱方法をはじめ、情報の範囲、本人同意の取得方法、適正管理の方法などが挙げられています。


 通報・届出件数、認知件数ともに増加   - 事業所における障害者虐待の現状

 8月に発表された「平成29年度使用者による障害者虐待の状況等」(厚生労働省)によれば、通報・届出があった事業所数は1483事業所(前年度比12.7%増)、通報・届出の対象となった障害者数は2454人(同44.6%増)。実際に虐待が認められた事業所数は、597事業所(同2.8%増)、虐待が認められた障害者数は1308人(同34.6%増)でした。虐待の種別では、経済的虐待が1162人と最多で、次いで心理的虐待が116人、身体的虐待が80人となっています。


★ 約6割の事業所でメンタルヘルス対策   - 平成29年「労働安全衛生調査」

 厚生労働省は8月、平成29年「労働安全衛生調査」の結果を公表。その事業者調査によると、リスクアセスメントを実施している事業所の割合は45.9%、メンタルヘルスに取り組んでいる事業所の割合は58.4%、受動喫煙防止対策に取り組んでいる事業者の割合は85.4%でした。一方、労働者への調査で見ると、仕事上で不安や悩み、ストレスを感じている人が58.3%。ストレスを感じる事柄では、「仕事の質・量」(62.6%)がもっとも多くなっています。


●11/1~30 テレワーク月間
 総務省、厚生労働省、経済産業省、国土交通省、学識者、民間事業者などからなる「テレワーク推進フォーラム」がテレワーク普及推進施策として平成27年から主唱。 毎年11月の1ヵ月間、各種イベントが行われます。

●11/4~17 福祉人材確保重点実施期間
 福祉介護サービスについての理解促進や、人材確保・定着を図る観点から、厚生労働省では11月11日の「介護の日」を中心とした同期間を、福祉人材確保重点実施期間に定め、取り組みを行っています。

●11/10 技能の日
 昭和45年に日本で行われた技能五輪国際大会の開会式の日を記念して。また11月は「人材開発促進月間」。


【 ウオームビズ 】
 毎年のように猛暑が続く昨今、クールビズはすっかり定着した印象がありますが、環境省では冬の地球温暖化対策のひとつとして毎年11月1日~翌年3月31日までの期間、暖房時の室温を20℃で過ごすウォームビズを提唱しています。そろそろ冬場のデスクワークに備え、ひざ掛けなどの準備を始める人も増えてくる季節。オフィスでも、加湿器を置いて湿度を保つ、天気のいい日はブラインドを開けて太陽光を採り入れる、暖房で暖めた空気が外に逃げないように出入り口にパーテーションを置くなど、室温20℃でも快適に過ごせる環境づくりに取り組んでみてはいかがでしょうか。ちなみに、暖かい空気は室内の天井付近にたまるので、サーキュレーターなどを使って循環させ、室内に行き渡らせるのがいいそうです。

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