労務ニュース

保険料納付10年以上で年金受給 ほかニュース

★ 保険料納付10年以上で年金受給   -受給資格期間が短縮

 これまでは、老齢年金を受け取るためには、保険料納付期間(国民年金や厚生年金保険、共済組合などの加入期間を含む)と国民年金の保険料免除期間などを合算した資格期間が原則として25年以上必要でした。平成29年8月1日からは資格期間が10年に短縮されました。
 これにより、資格期間が10年以上25年未満の人には、日本年金機構から昨年中、すでに手続きを行う年金請求書が送付されています。
 資格期間が10年未満の人には、「年金加入期間の確認のお知らせ」が、生年月日によって平成29年12月~平成30年6月の間に送付されます(黄色の封筒)。届いた方は、年金ダイヤルで予約をして相談し、自身の年金記録を確認することで、年金を受け取れる場合があります。また、持ち主が確認できない記録が、今なお約2000万件も残っており、10年未満の人でも、このなかに自身の記録があった場合、年金を受け取ることができる可能性があります。
とくに、

 ① 旧姓の人や読み間違えやすい名前の人

 ② 本来とは異なる生年月日や名前で届出された可能性のある人

は、年金事務所に相談するとよいでしょう。
 年金の額は、納付した期間に応じて決まります。 40年保険料を納付された方は、満額を受け取れます。 10年間の納付では、受け取れる年金額はおおむねその4分の1になります。

★ 外国人雇用状況は過去最多約128万人    -人数では中国、伸び率ではベトナム

 厚生労働省が昨年まとめた「外国人雇用状況」の届出調査の結果(平成29年10月末現在)によると、外国人労働者数は127万8670人で、前年比18.0%増加しています。これは、平成19年に届出が義務化されて以来過去最高を更新しています。
 増加の要因としては、政府が推進している高度外国人材や留学生の受け入れが進んでいること、「永住者」や「日本人の配偶者」などの身分に基づく在留資格の方々の就労が増えていること、技能実習制度の活用が進んでいることなどが背景にあると考えられます。
 外国人労働者の状況を詳しく見てみると、国籍別では、中国がもっとも多く約37万人で全体の約29%を占めます。次いでベトナムの約24万人、フィリピンの約14万人、ブラジルの約11万人、ネパールの約7万人の順。対前年同期比の伸び率でいえば、ベトナムが約40%、ネパールが31%と高くなっています。また在留資格別の割合をみると、身分に基づく在留資格が全体の約35%、資格外活動(留学)が約20%、専門的・技術的分野が約18%、技能実習が約20%を占め、伸び率では、資格外活動が前年同期比約23%と高くなっています。
 一方、外国人を雇用している事業所は約19万ヵ所で過去最高。従業員30人未満の事業所が全体の約57%にのぼります。この30人未満の事業所の数は前年同期比約14%増と、高い増加率を示しています。

 企業アピールに認定マークを取得   -「くるみん」「えるぼし」などなど
 行政などが発行する認定マークを取得する企業が増えています。これは、税制優遇措置などといったメリットのほか、採用などの際に企業をアピールするのに役立ちます。たとえば認定マークには、子育てサポート支援企業として評価されると認定を受けられる「くるみん」、女性の活躍を推進する取り組みを行う企業には「えるぼし」、若者の採用に積極的な企業には「ユースエール」などがあります(いずれも厚生労働省)。詳しくはホームページなどでチェックしてください。

★ ことば 小1の壁 【 しょういちのかべ 】

 とくに共働き家庭で、子どもが小学校に入学すると起きる社会的な問題。入学すると学童保育では預かり時間が短くなるため、早く帰宅しなければいけないなどの理由から、働き方の変更をよぎなくされるワーキングマザーが少なくありません。長期休暇時の子どもの弁当づくり、PTA活動などの負担も増えます。

今月の恒例行事・出来事カレンダー

● 4/6~15 春の交通安全運動
 4月は新入学で初めて学校に通う児童や、自転車通学を始める生徒、また車の免許を取得したばかりのドライバーなどが増えるシーズンです。交通ルールを守り、マナーを心がけて交通事故を減らしましょう。ちなみに期間中の4月10日は「交通事故ゼロを目指す日」となっています。

● 4/7 世界保健デー
 世界保健機関(WHO)が設立された1948年(昭和23年)4月7日を記念して設けられました。毎年、その年のテーマにあったイベントが世界各国で行われます。今年のテーマは、「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ」。これは、世界中のすべての人が必要な保健医療サービスが受けられることを指す言葉です。

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