社外人事部ブログ

お客様からもらったチップは賃金になるの?

どうも佐藤望です。
今回はこんなご相談を受けました!!

────────────────────────────────
(質問)
お客様からもらったチップは賃金になるの?
────────────────────────────────
(回答)
結論から言うと、賃金にはなりません。
労基法で賃金とは、労働の対価として支払われていて、使用者から労働者に支払われるものと定められています。
質問の内容だと、お客さんから労働者に支払われているので、賃金にはなりませんよね。

でも、賃金に該当する場合もあります!!
それは、お客さんからチップを一律に集め、労働者に均等分配する場合です。
この場合、使用者から労働者に支払われているとみなされ、賃金に該当するんです。

ほかにも、退職金、役員報酬、結婚祝い金、災害見舞金、病気見舞い金など恩恵に支払われるものは賃金には該当しません。
出張費の立て替えなんかもそうです。マイレージなどのポイントも賃金は該当せず、クレジットカード利用によって発生した利益を間接的に享受したものにすぎないといえます。

ここまで賃金に含まれないものを紹介しましたが、これらはあくまでも全て原則的な話で、実は就業規則によってはその扱いが変わる事もあります!!

例えば、退職金。これは、労働協約・就業規則・労働契約などによって、「あらかじめ支給条件が明確なものであるかどうか」で決まります。
・支給条件が明確な場合、退職金は、賃金に該当します。(臨時の賃金に該当します)
・支給条件が明確でない場合、退職金は、賃金に該当しません。(恩恵的給付というものに該当します)

つまり、支給条件が明確な場合は、賃金に該当する場合もあるんですね。就業規則って本当に大事ですね~。

就業規則にあらかじめ支給条件などが設定されている場合、会社としては支払う義務があるものを払う事になるので、ではこれらは各種保険料計算対象にもなるのか?
また残業代の基礎には含めるのか?平均賃金を計算しなければいけなくなった時は含めるのかなどの疑問も湧いてきますね。

給与計算って難しいですね(笑)

────────────────────────────────
(まとめ)
①労働の対価として支払われているかどうか
②使用者から労働者に支払われているかどうか
③就業規則によってはその扱いが変わる事もある

閃光舎の労務メールマガジンはじめました。
より濃い情報や、相談事例、プレゼント資料などがお得に配信しています♪
↓↓↓↓↓↓メルマガ登録フォームはこちら↓↓↓↓↓↓

https://a17.hm-f.jp/index.php?action=R1&a=23&g=14&f=27

Facebook:https://www.facebook.com/senkousha/
◇Twitter  :https://twitter.com/qCG1V5kBKUk6tv0
◇You tube : https://www.youtube.com/watch?v=Z6oUx-smm7I

人事・労務管理のことなら
社会保険労務士法人 閃光舎へお気軽にご相談ください。

お問い合わせ・ご相談はこちらから