社外人事部ブログ

半休をとった日に残業をすると賃金はどうなる?

どうも佐藤望です。

今回はこんなご相談をご紹介します!!


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(質問)
従業員が午前中半休(有給消化)をとった日に残業した場合、
賃金はどのように支払えばよいか?
(弊社は9時から18時で、お昼休憩が1時間です)
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よくある、めちゃめちゃ多いご相談ですね~。
半休だけではなく、時間単位で有給を取得できるようになっているので、
迷われるケースが増えているようです。
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(回答)
結論から言うと、残業時間を算出する場合においては
半休分は労働時間とはみなされず、実労働時間で計算します!!
その結果、その日の、実労働時間が8時間を超えなければ、
残業代(割増賃金)とはなりません!!

労働基準法には、1日8時間又は1週40時間を超えて
労働させてはいけないというルールがあり、
これを超えた場合に25%以上の割増を求められます。
(36協定を届出している前提です。
※届出をしていなければ、例え残業代を支払っていても違法です)

そもそも、労働者の長時間労働に対する心身の負担を考慮している背景から、
割増賃金というものがあります。深夜労働も同様に。

今回の例で言うと、午後から出勤しても実労働時間は普段より当然短いわけですから、
心身の負担は少ないでしょうと考えます。
(そうするとイメージしやすいかな)

なので、午後から出勤しても、実労働時間が8時間を超えるまでは
残業代(割増賃金)の対象とはならないんです。

でも注意したいのが、会社で定めた終業時間を過ぎてから、
実労働時間が8時間に達するまでの労働時間に対しては
割増がつかない残業代を支払わなければなりません!!

もう、ややこしいですね~。(笑)
残業と一口に言っても「法定内時間外労働」と「法定時間外労働」に分けられて、
この2つは割増率が違うんです...

(例)
9時から12時→(午前半休)
13時から18時→(基本給)
18時から21時→(残業代100%)
21時以降  →(残業代125%)
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御社は未払い賃金ありませんか~??
会社で定めた労働時間が6時間、7時間といった短い場合も計算が難しく、
逆に10時間などと長く設定する「変形労働制」を取られている会社は、
もっともっと複雑でややこしいです!!
これに関しては、もう書ききれないので、今度また詳しく書きます。
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(まとめ)
1.残業代を計算する場合の、残業時間は実労働時間で考える
2.1日8時間を超えない場合でも、週40時間を超える場合は割増賃金が発生する
3.割増のつかない残業代と、割増のつく残業代がある

割増賃金はしっかり理解されないと未払い賃金が発生しますので、気を付けてください~。

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